羽田空港 国際障害者デーイベント:HANEDA BLUE WEEK Vol.2レポート

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2024年12月3日 国際障害者デー:羽田空港で無料展示イベント「HANEDA BLUE WEEK Vol.2」開催

日本空港ビルデング株式会社は、2024年11月22日(金)から12月4日(水)までの13日間、国連が定める12月3日の国際障害者デーに合わせて、羽田空港第2ターミナル5階 屋内展望フロアFLIGHT DECK TOKYOの一部スペースで、無料展示イベント「HANEDA BLUE WEEK Vol.2」を開催しました。

このイベントは、2024年4月に開催された「HANEDA BLUE WEEK」の継続イベントであり、羽田空港が取り組むダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの事例を紹介することで、多様性あふれる社会への理解を深めることを目的としています。

イベント内容:バリアフリーからデフリンピック、企業の取り組みまで

「HANEDA BLUE WEEK Vol.2」では、多岐にわたる展示が行われました。

まず、羽田空港のバリアフリーサービスに関するパネル展示では、空港利用におけるアクセシビリティ向上に向けた取り組みが紹介されました。 また、2025年に日本で初めて開催される東京2025デフリンピックについても紹介され、デフアスリートを支援する取り組みや大会の概要が示されました。

さらに、航空会社および関連企業の協力を得て、各社の事業内容や作品展示も行われました。具体的には、以下の企業が参加しました。

  • 日本航空株式会社(JAL)と株式会社ヘラルボニー: JAL国際線ビジネスクラスのアメニティポーチ制作などの協業事例を紹介。
  • 株式会社JALサンライト: 障がい者雇用促進を行うJALの特例子会社として、社員が制作した作品などを展示。紙製航空路図を使った作品や、靴磨きの様子などが紹介されました。
  • ANAウィングフェローズ・ヴイ王子株式会社: 航空業界初の特例子会社として、障がい者一人ひとりの個性を活かす取り組みを紹介。紙漉き作品や木工作品などが展示されました。
  • ANAエアポートサービス株式会社: 羽田空港における地上ハンドリング分野で最大のシェアを持つ企業として、社員、大田区社会福祉施設の障害者、プロデザイナーとの共創で生み出したアート作品などを展示。ぐい呑みなどの作品も紹介されました。

展示された作品は会場での販売は行われませんでした。

東京2025デフリンピック:概要

東京2025デフリンピックは、4年に1度開催される聴覚に障がいのあるアスリートのための国際総合スポーツ競技大会です。競技中は補聴器などの使用が禁止され、国際手話や視覚情報などを用いた情報保障が実施されます。 70~80か国・地域から約3,000人の選手が出場予定で、陸上や水泳など21競技が実施されます。大会期間は2025年11月15日から26日までの12日間で、都内および福島県、静岡県で開催されます。

株式会社JALサンライト:障がい者雇用とDEI推進

株式会社JALサンライトは、日本航空株式会社の特例子会社です。障がい者雇用促進、障がい特性に基づいた職務開拓、働きやすい職場環境整備、DEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進に取り組んでいます。JALと連携して社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現を目指しています。

イベント概要

  • 実施期間: 2024年11月22日(金)~12月4日(水)
  • 場所: 羽田空港 第2ターミナル5階 屋内展望フロアFLIGHT DECK TOKYOの一部スペース
  • 展示時間: 10:00~16:00
  • 展示内容: 羽田空港のバリアフリーサービス、東京2025デフリンピック、日本航空株式会社、株式会社JALサンライト、ANAウィングフェローズ・ヴイ王子株式会社、ANAエアポートサービス株式会社の取り組み紹介および作品展示

日本空港ビルデング株式会社について

日本空港ビルデング株式会社は、羽田空港旅客ターミナルの運営会社です。中期経営計画のビジョンとして「人にも環境にもやさしい先進的空港」を目指し、すべてのお客さまが安心して利用できるターミナルづくりと取り組みの発信を続けています。

まとめ

「HANEDA BLUE WEEK Vol.2」は、国際障害者デーに合わせて開催された、羽田空港におけるダイバーシティ&インクルージョン推進の一環として、バリアフリーやデフリンピック、関連企業の取り組みを紹介する無料展示イベントでした。 多くの企業が協賛し、多様な作品や取り組みが紹介され、来場者に多様な社会への理解を促す機会となりました。

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