マイナンバーで避難所スムーズに！防災フェスで200名体験としまDOKI DOKI 2024

約200名がデジタルでの避難所入所を体験　としまDOKI DOKI防災フェス2024へ初出展

AIとIoTを活用してムダな「待つ」をなくすサービスを提供するスタートアップ、株式会社バカンは、11月7日に豊島区立総合体育場にて開催された「としまDOKI DOKI防災フェス2024」に避難所入所時の混雑を解消するためのサービスを出展し、約200名の一般来場者に体験いただきました。

イベント当日は、来場者にマイナンバーカードでクイックに避難所入所できることを体感いただくため、従来の紙の避難者カードでの入所受付フローと、マイナンバーカードリーダー読取での受付フローの両方を展示し、比較体験いただきました。

体験した方からは、避難者カードの記載の必要性やマイナンバーカードを活用したスムーズな入所受付への驚き、マイナンバーカード発行への意欲、事前登録によるスムーズな避難への関心などの声が寄せられました。

イベントでは、自治体向け地域交流推進アプリ「tami tami」の一部機能（避難所マップ、避難所入所用QRコード）なども展示されました。

「tami tami」は、有事の際に活用可能なマイナンバーカード認証による本人確認やチェックイン機能、物資管理、避難者名簿の生成、避難者データ連携などの機能を装備しています。

平時では公共施設予約や電子回覧板機能、スマートロックなども利用可能で、今後は電子決済にも対応予定です。住民の利便性向上だけでなく、行政職員の業務効率化にも大きく貢献するアプリとして期待されています。

「tami tami」に搭載されている避難所マップ機能「VACAN Maps（バカンマップス）」は、現在地周辺の施設をリアルタイムの混雑情報とともにマップ上に表示する機能です。

利用者は、事前のアプリダウンロードや会員登録など不要で、QRやURLからVACAN Mapsにアクセスすることで、避難所の場所と混雑状況を確認できます。これにより、避難時にスムーズな意思決定を行うことを可能としています。

2023年8月の台風7号、台風8号、2024年1月の能登半島地震の際にも複数の自治体で利用されており、災害時に活用されています。現在、200以上の自治体で、避難所の混雑可視化に用いられています。

株式会社バカンは、2016年6月設立のスタートアップ企業です。IoT、AIを活用して、レストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信しています。

空き状況可視化だけでなく、混雑の抑制・管理なども行っており、空き/混雑情報を起点としたムダな「待つをなくす」DXサービスを幅広く提供しています。

株式会社バカンは、「としまDOKI DOKI防災フェス2024」に出展し、マイナンバーカードを活用したスムーズな避難所入所体験や、自治体向け地域交流推進アプリ「tami tami」を展示しました。

これらのサービスは、災害時の避難所混雑解消や、住民の利便性向上、行政職員の業務効率化に大きく貢献すると期待されています。今後、バカンは、地域住民や観光客の方へ向けて混雑状況の可視化や抑制を行うサービスの提供を通じて、約300もの自治体へのサービス提供実績をさらに拡大していく予定です。