アートと文化が身近に楽しめる街「京橋彩区」がグランドオープン

2024年11月2日（土）、東京・京橋に「アートと文化が誰にも近い街」をコンセプトとする街区「京橋彩区」がグランドオープンしました。

京橋彩区とは

京橋彩区は、都市再生特別地区「京橋一丁目東地区計画」として開発が進められてきた街区です。2019年7月に先行開業したミュージアムタワー京橋に続き、2024年11月2日にTODA BUILDINGが開業し、街区全体のグランドオープンを迎えました。

街区の特徴

京橋彩区は、東京駅八重洲口から徒歩5分、銀座・日本橋にも近い場所に位置しています。ミュージアムタワー京橋とTODA BUILDINGの2つのビルで構成され、両ビルの低層部にはミュージアム、ギャラリー、イベントホールなどを構え、中央通りに面する間口120mの緑豊かな広場が広がります。

街区名称とロゴマーク

街区名称の「京橋彩区」は、京橋を訪れた方々に多彩な芸術文化に触れて頂きたいとの思いを込めて命名されました。ロゴマークは「彩」と「区」の2つの漢字を組み合わせて図案化したもので、街区を中心に人が集まり、賑わい、京橋が輝いていく様をグラデーションで表現しています。

京橋彩区内の芸術文化施設

京橋彩区には、世界の名画から現代のアーティストによる作品の展示、ライブイベント、エンターテインメントプログラムなど、誰もがそれぞれの興味にあわせて気軽に芸術文化を楽しめる施設が揃っています。

1. ミュージアムタワー京橋

アーティゾン美術館（1～6F）

公益財団法人石橋財団が運営するアーティゾン美術館は、2020年1月に開館しました。「創造の体感」をコンセプトに、美術の多彩な楽しみをお届けしています。

営業時間：10:00～18:00（祝日を除く金曜は20:00まで）
定休日：月曜日（祝日の場合は開館、翌平日は振替休館）、展示替え期間、年末年始

WORK with ARTプロジェクト

株式会社永坂産業の事業として、ミュージアムタワー京橋では、ビジネスパーソンの発想を刺激し創造的な働き方を促すビルになることを目標にWORKとARTの関係を探り、創造性を向上させる仕掛けを設けます。

参加メンバー：Dumb Type、nomena、高橋琢哉、I IN

2. TODA BUILDING

CREATIVE MUSEUM TOKYO（６F）

ポップカルチャーや現代アートなどの多彩な領域のクリエイションを大空間で体感できるミュージアムです。

営業時間：10:00～20:00
定休日：展覧会の営業期間に準じます

TODA HALL＆CONFERENCE TOKYO（４F）

セミナーや展示会だけでなく、新商品発表会やファッションショーなど様々なイベントで利用可能なイベントホールです。ホールの他、大中小5つのカンファレンスも併設し、様々なビジネスシーンをサポートします。

APK PUBLIC

戸田建設株式会社によるアート事業「ART POWER KYOBASHI」の一環として、TODA BUILDINGの共用空間を活用し、更新性のあるパブリックアートを展開するプログラムです。

参加アーティスト：小野澤峻、野田幸江、毛利悠子、持田敦子
キュレーター：飯田志保子

タカ・イシイギャラリー京橋（３F）

1994年の開廊以降、基本的な重点を写真（グラフィック）に置きながら国内外の作家の展覧会企画や書籍の出版を行っています。

営業時間：11:00～19:00
定休日：日・月曜日、祝日

小山登美夫ギャラリー京橋（３F）

1996年開廊。六本木、天王洲、京橋の3箇所に拠点をもち、日本のアーティストとともに、世界中の様々なアーティストの作品を展示。世代を超え、巨匠から新たな才能まで幅広く紹介しています。

営業時間：11:00～19:00
定休日：日・月曜日、祝日

KOSAKU KANECHIKA（３F）

2017年開廊。天王洲、京橋の2箇所に拠点を置き、既存の枠にとらわれない新しい表現に取り組む国内外の作家を紹介しています。

営業時間：11:00～19:00
定休日：日・月曜日、祝日

Yutaka Kikutake Gallery（３F）

2015年の開廊以降、多様な展覧会の開催とともにワークショップや出版プロジェクトを実施し、アートと社会との接続を豊かにする試みを続けています。

営業時間：11:00～19:00
定休日：日・月曜日、祝日

Gallery & Bakery Tokyo８分（１F）

「THE CITY BAKERY」と「ArtSticker」が運営するパンやコーヒーを買うことの延長線上にアートの鑑賞をお楽しみいただけるスペースです。

営業時間：8:00～19:00
定休日：無休

京橋彩区エリアマネジメント

一般社団法人京橋彩区エリアマネジメントは、永坂産業と戸田建設の2社が社員を構成し、2019年4月に設立されました。京橋彩区の基本理念である「まちに開かれた芸術・文化拠点」づくりを推進するエリアマネジメント活動、周辺のエリアマネジメント組織や近隣の方々との連携等による面的なまちづくりに取り組み、街区を訪れる方々に芸術文化の魅力と居心地の良い時間・空間をお届けします。

ラジオ番組「京橋彩区のアートな広場」

一般社団法人京橋彩区エリアマネジメントでは、街区内で展開される様々なアートの情報を発信するラジオ番組「京橋彩区のアートな広場」を放送しています。

放送局：中央エフエム（周波数 84.0MHz）
放送日時：毎月第1・3火曜日 7:00～8:00（再放送土曜日 20:00～21:00）
配信：ラジオ放送の翌週月曜日から、Spotifyにてアーカイブ音源を配信

京橋彩区へのアクセス

東京駅八重洲口から徒歩5分
銀座・日本橋からも徒歩圏内

まとめ

京橋彩区は、アートと文化が誰にも近い街として、新たな魅力を生み出す街区として注目されています。美術館、ギャラリー、イベントホールなど、様々な施設が揃い、地域住民や観光客にとって、芸術文化に触れ、過ごすことができる魅力的な空間を提供しています。

一般社団法人京橋彩区エリアマネジメントについて

一般社団法人京橋彩区エリアマネジメントは、永坂産業と戸田建設の2社が社員を構成し、2019年4月に設立されました。京橋彩区の基本理念である「まちに開かれた芸術・文化拠点」づくりを推進するエリアマネジメント活動、周辺のエリアマネジメント組織や近隣の方々との連携等による面的なまちづくりに取り組んでいます。